透明水彩

透明水彩で描くのがかなり好きなんすよ。
好きなんだけど、1枚も思ったようなものが描けないという…

ついいじりすぎて、画面を汚くしてしまうのです。
「透明」水彩の意味ないだろ!みたいな。

あんまりにも上手く描けないんで、最近は全然描いてなかった。
描かないと描けなくなるんだよな〜、アナログ絵ってのは…

で、最近デジタルで「白黒の絵に色をつけられる」ことがわかってきて。
なら、白黒で描いた透明水彩絵に、デジタルで色つければいいんじゃね?
それならいじりすぎて汚くしちゃうこともないし。

1から透明水彩で描くのはあきらめたというか…

まぁ、とりあえずやってみましょう。

道具は
アナログ部分:ライトテーブル、水彩紙(コットマン粗目)、A3パネル、水張りテープ、マスキングテープ、透明水彩、墨、平筆、丸筆、削用筆
デジタル部分:photoshopCS3

試しに描く絵はこちら。
Blue Bird下描き
下描きはデジタルで。
デジタルの方が、補正が簡単なんでね…

こいつをA3の紙にプリントアウト。
A3にするのは、我が家にあるスキャナーの取り込み可能範囲がA3が最大だから。
A3ぐらいの大きさに描かないときれいに描けなくてさ〜。

プリントアウトしたものをほこり被ってたライトテーブル引っ張りだして来て、水彩紙に写します。
写すのはBのシャープペンで。

写し終わったら、水張りをします。
これをやらないと、出来上がっていざスキャンしようとしたら、紙がうねうねで影が出ちゃって修正できないってことになるので。
水張りしないで描く方法はないかって聞かれたことがあるけど、「ブロック」に描けばいいんじゃないですかね〜。
わたしはブロックに描いたことがないので、なんとも言えないのですが。

1日目の作業はこれでおしまい。
水張りが乾くまで1晩放置しますよ。

アナログの困るところは、乾く時間を持つ必要があることね。
これで時間がかかっちゃう。
デジタルは待つ必要がないのが利点。
そのかわり、紙のじみじみ感を出すことがかなり難しい。
金属系を描くのはすごく簡単なんだけどね。
あと、光の雰囲気を出すこととか。

さて2日目。

水張りも乾いたところで人物と鳥の部分をマスキングテープで保護します。
テープを貼っておけば、そこだけ色が乗らないので紙の白を活かすことができます。

テープは粘着力が強いとはがす時紙の表面まで一緒にはがしちゃった!ってことがよくありますが、今回はデジタル修正するので、特に気にしません。

下準備ができたらいよいよ色を乗せます。
下準備が大変なのよね、よく考えたら…

で、色を乗せたものがこちら。
Blue Bird地塗り
黒い部分は墨。青い部分は透明水彩のウルトラマリンディープ(ホルベイン)
墨を使ったのは、透明水彩のアイボリーブラック(ASAHI KUSAKABE)があまり黒くならないから。
でも、今回はデジタル修正することを考えれば、別にアイボリーブラックでもよかったんだと、すっかり仕上がった後に気がついた。
あほですね〜。

色を乗せたものをスキャンして、Photoshopで開きます。
まずやることは「色調補正→彩度を下げる」で白黒にすること。
白黒にしたもの↓
Blue Bird白黒

これに色を乗せますよ。

レイヤー効果はだいたい「オーバーレイ」とか「乗算」とか「ハードライト」あたりを使ってます。
瞳と唇部分だけ、レイヤー効果をアニメ解説してみた。わかるかしら?
目だけでレイヤー5枚!多すぎだと思うが…
Blue Bird彩色
色乗っけた!(トリミングもした)↓
Blue Bird彩色

ここまで来て「む…な…んかつまんない絵!」と思ってしまい…
飾り枠つけるか。
すっかり描いちゃってからでも修正できるのがデジタルのいいところ。
アナログだったら1から描き直しになりまするるる。

で、飾り枠的に枝葉を追加!↓
Blue Bird

大変にぎやかになったぜ。
枝葉を追加した以外にも鳥を暗くしたり、ハイライト入れたり、といろいろやってます。

が、なんかこれでも物足りないな…
ん〜。なんだろ。
と、3日ほど放置。

放置したところで「お!光の帯追加してみるか!」と思い立ち、やってみた。
どや!
Blue Bird

これで完成です。(画像をクリックすると、サイトに展示してある大きめの画像に飛びます。)

ふむ。やはりきれいにできるな。
この手は結構使えるかも。
全部水彩で描くよりも早く仕上がるし。

でも、もっとちゃんと計算して描かないと〜。
枝葉を追加できたけど、アナログ部分で描いていた方がもっと楽で、画面になじんだはず。
そこが失敗かな…

次に描くときは気をつけよう。
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