テヘラン空港でビザ取得

テヘラン空港に降りる前に、イランの決まりで、女性は身体の線を隠すコートを着て、髪を隠すスカーフを被ることが求められました。
わたしが用意していった服装↓は‥‥実に妖しい(^^;)

旅行中の服すべて日本国内で準備して行きました。
コートは以前から使っている冬用の薄手のもの。ストールはイラン用に3,000円で購入。ジーパンも同様
帽子を被っていたのは、ストールが落ちて来るのを防止するためです。
マスクは、乾燥ばかりでなく、バスの芳香剤匂い除けとしても重宝しました。
これで注意されることもなく、問題なく過ごせました。
イランの10〜3月は、1年の中でもっとも過ごしやすい季節だそうで、コート着てても暑くないし、むしろ日陰に入ると、コートでちょうどいいって感じでした。
ただ、やっぱりストールを被っていないといけないのは、最後の方は辛かったです。
「早く取りて〜!」って思いました。

ガイドさん同行してくれた日本人添乗員さんはスカーフを→のように被っていたので、耳、首は隠さなくてもOKのようです。

さて、テヘラン空港に降り立ち、まずしたことは、ビザ取得作業でした。(日本国内のイラン大使館でも取れるらしいのですが、短い旅行程度だと、「現地で取れ」言われるって話もあります。)
今回は、ツアー全員でテヘラン空港で取るということになっていました。
用意したものは、必要事項を書いた用紙とパスポート。
窓口にとりあえずそれだけ出したら、後から「顔写真も必要」ってことになって、それも提出しました。
人によっては、「写真は必要なかった」って人もいますが、「昨日、こう言われても、今日はまったく違うことを言われるのがイランクォリティー」だそうですので、必要かもと思われるものは全部、用意して行った方がいいです。

ビザ取得に2時間ほどかかるという話を聞いていたのですが、ほんとに2時間かかりました(笑)
団体ビザという形で取ったのですが、第1グループのビザが出て、入国できるまで2時間。
全員取り切るまで3時間はかかったかと思います。
入国してすぐ、現地の日本語話せるガイドさん、英語が話せるガイドさんが5、6人応援に駆け付けてくれてました。
イランの人たちは、基本的に親切で、人懐っこい人たちばかりでした。
至れり尽せり。
かなり長い間手荷物がベルトコンベアーの上に放置されていましたが、特に盗難に合うこともなく無事、全員入国できました。

全員入国するまでの間にお金を両替。
イランリアルのお札がいーっぱい出て来て(厚さ1cm)「ぎょっ!」っとしました(笑)

コーランという名の水そして、そのお金で初めて買ったものは、「コーラン」という名の水。
あまりにものどが乾いて仕方がなかったから。
モスクワで、水が持ち込めなかったし、気持ち悪くて水分取る余裕もなかったし。ぐすん‥‥
くせもなく、おいしい水でした。

全員集合して、現地時間11月7日am5時。
急いでテヘラン市内のホテルへバスで移動しました。

テヘランからイスファハンへ

ホテルに着いたのは、am6時。
am7時にはイスファハンに出発しないと、試合開始に間に合わないということで、1時間で、荷物整理、シャワー浴びて、朝食を済ませないといけないことになりました(^^;)
いやー、忙しかった!

しかも、利用させてもらったホテルは、テヘランでも高級なランクのホテル。
部屋に入ったら、ベットルームとリビングルームの2部屋があって、広くて快適そうな部屋でした。(なぜか、リビングルームには体重計が置いてあった。なんでだ??)
1時間しかいられなかったなんて、もったいない‥‥。

後でガイドさんが言うことには、テヘラン〜イスファハンへ国内線が飛んでいるけど、操縦士が自分の行きたいところへちょっと寄ってしまうってことがあるので、バスの方が確実に行けるってことでした。
「ちょっと寄ってしまう」って、まじですか?(^^;)(冗談だと思いますが)

わたしは出発前、飛行機に酔ったままだったので気分がすぐれず、朝食もあまり食べられず‥‥とはいえ、スイカだけは食べた。
これが旨かった!
イランは果物がおいしいようだ。

ホテルの前でバスに乗って待機していたら、この日の試合の審判団に会った!
同じホテルだったようです。
「審判がこの時間にテヘランにいるなら、急がなくても大丈夫じゃね?」って思ったんですが、あとから考えたら、審判団は飛行機利用したんじゃなかと。
試合にはちゃんといましたので、操縦士がちょっと寄りたいところがなかったようです(笑)

わたしは、飛行機以上に(というか、飛行機に酔ったこと自体が初めてだった)バスに弱い。
すぐ酔っぱらってしまうので、酔い止めの薬を呑んで、バスに乗りました。
乗った途端に、なにやら匂いが‥‥車内の匂いを消すための芳香剤が撒かれていた模様。
匂いに敏感なわたしには、これも辛くて‥‥
酔い止めを呑んだにも関わらず、1時間ほどで胃の中のもの、すべて吐いてしまいました(T_T)
辛いやら、恥ずかしいやら、申し訳ないやら‥‥
しかも、さっきのおいしかったスイカも吐いちゃったよー!
もったいねー!

しばらく走ったところでトイレ休憩となりましたが、トイレを借りたところはモスクでした。
途中のモスク
モスクのトイレを借りるなんて‥‥恐れ多い‥‥(^^;)
トイレといえば、イランのトイレにはトイレットペーパーがありません。
使う習慣がないのです。
用を足し終わったら、横にホースがついていて、それで洗浄する。
郷に入れば郷に従えですが、トイレの習慣が違うのはやはりストレスがあります
クラブは、選手のために仮設トイレを持って行ったという話ですが(おまる持参なんて書かれてましたが(^^;))、正解だと思いました。
そういうことって重要だよなぁ‥‥

モスクにはスズメもいた。
すずめ
モスクを出発すると、周りは荒野。
バスの窓から撮った風景
車窓からの風景4
荒野の中に突然現れる畑
畑
だたっ広い荒野ばかりでしたが、たま〜に緑の畑やら林やら見えて来ます。
乾燥地帯のわりには、水が豊富の場所もあるようです。
しかもイランは、「岩砂漠」のせいか、埃っぽさはまったくありませんでした。
そのせいか日光直撃ですので、日焼け止めは絶対必要です。

モスクを出発してしばらくしてから、現地ガイドさんがお昼をまとめて買ってくれることになりました。
1人30,000リアルで、サンドイッチか、ハンバーガー。飲み物は自分でということに。
わたしは、気分が悪くてしょうがなかったので、昼食はパス。(これで最終的に少し、お金を余らせた)

お昼の飲み物を買った荒野の中のドライブインには噴水がありました。
休憩所の噴水
どこへ行っても噴水があるので、水の抱負さを感じました。雨は全然降らないのに。

ここで買った水は、変な味がして飲めなかった(T_T)もったいない‥‥

ドライブインを出てからひたすら走って4時間。
「気持ち悪いな〜。早くつかないかな〜」と思いながら外を見てたら、二人乗りのバイクがちらほら。
黄色いユニ着た人たちを乗せた車も。
どうやらセパハンサポのよう。
こっちに気付いて、軽く煽っていたようですが、特にトラブルもなく。
でも、セパハンサポ、少なくね?って思ったんですが、スタジアム着いたら‥‥

スタジアム到着〜試合

スタジアムに到着したのは、キックオフ1時間半ほど前。
イランでは女性のスタジアムでのサッカー観戦は禁止されているので、旅行者であるわたしたち日本人女性もダメなんじゃないか(旅行会社からも「入れないかも知れない」との連絡を受けていたので)と心配していましたが、バスで待機することもなく、すぐ降りられました。

バスを降りたら、えれぇにぎわっていたのでなにかと思えば、スタジアムのバックスタンドはまっ黄っ黄。
セパハンサポで埋まっておりました。
それでスタジアム周辺にいるセパハンサポが少ないのかと納得。
しかも、すっごく盛り上がってる!
まだキックオフまで1時間半もあるのに!
すごいなセパハンサポ!

スタジアムに入る前に、トイレへということになって行ってみると、ちゃんと掃除してトイレットペーパーまで準備してくれてたそうです。(わたしはスタジアムでは一度もトイレに入らなかった。乾燥してたのと、口から出ちゃってたんで‥‥(T_T))
クラブがすごくがんばってくれたんだと感謝。

スタジアム入る時も、チケチェックもモギリもなく(えー!?(^^;))スムーズに入ることができました。
トイレがスタジアムの外にあるので出入り自由だったからモギリもなかったのか?

セパハンの本拠地は現在工事中だそうで、このスタジアムは仮のスタジアムだったようです。
スタンドにはイスはなく、鉄と木でできたやたら高い階段というか、段差があるだけでした。
まぁ、試合中は立ちっぱなしなので、イスは必要ないっちゃ必要ないんですが。
ただ、この段差がすごく高い!
いや、わたしの背が低いだけかも知れないけど(^^;)、とにかく高くて、移動にすごく気を使いました。
怪我したら大変ですから。
転がり落ちたら、下の人を巻き込む危険もありましたし。

自分の居場所を確保してから改めて、バックスタンドのセパハンサポを見てみました。
男性ばかりなので当然、声が野太い。
再生すると音がうるさいので注意↓


本来のホームスタジアムで、5万人にこれで囲まれたら、かなり難しかったかも知れないと思います。
大変運がよかったのかも

試合中はできるだけがんばって(具合は悪かったですが)声を出しましたが、どうも響きが悪い。
声が前に出ないというか。
移動疲れがあるのかな?と思ったんですが、後から考えたらイスファハンは高地で空気が薄くて乾燥してたことがあって、響きが悪かったのではないかと。
結構辛かったです。

高地だから「高山病にならないか」と心配だったのですが、それはなかったです。
そこまで高くはないらしい。

試合終了する直前、試合前はあんなに元気だったセパハンサポは、声も出さずに黙って試合を見てました。
引き分け濃厚だったのががっかりだったのかな?

試合終了 セパハン 1-1 浦和レッズ

試合終了と同時に、セパハンサポはどっとお帰りになりました。
来るのも早いが、撤収も早い!
おかげで、危険回避のためセパハンサポが帰った後に移動するわたしたちも、そんなに待たずにバスに戻れました。

スタジアムからイスファハンのホテルまではバスで1時間ほど。
走り始めは寝てたのでなんともなかったのですが、市内に入った途端に大渋滞。
バスが走ったり止まったりするもんだから、また吐いた‥‥(T_T)
勘弁して〜。
この日はイスラム教徒でもないのに完全に断食状態で過ごすはめになりました。
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