出発 その前に

イスファハンに行くことになるかも知れないとなった時、まっ先にやったのは、「地球の歩き方 イラン ペルシャの旅」を買うことでした。

その本を見ているとやっぱり目に入るのは「危険事項」。
「ニセ警官」「ひったくり」「痴漢」‥‥それ見ただけでビビってしまうわけですが、すべて杞憂に終わっています。
イスファハンのホテル周辺を女二人で、観光地を女一人で歩きましたが、まったく怖い目には合いませんでした。
注意するに越したことはないですが、注意しすぎて何も見ることができなくなってしまうのはもったいないと思いました。

それに、今回はツアーに参加してすべて連れて行ってもらえたので、この本はあまり役に立ちませんでした。
役に立ってるのはむしろ、このレポートを書く時(笑)
無駄にならなくてよかったです。安くないので(^^;)

浦和レッズは、イスファハンを本拠地としている「セパハン」と戦うことになったのですが、このチームは浦和より先に川崎フロンターレと戦っています。
フロンタサポさんの中にもイスファハンに行った人がいて、その方がネット上に上げていた情報も、利用させてもらいました。
特に両替に関しての情報は、ほんとに役立ちました。

イランの通貨(イランリアル)は日本で両替することができません。
一番スムーズに両替できるのはドルということで、日本国内で円をドルに両替して持って行きました。

が、どれぐらい両替すればいいのか、わかりません。
フロンタサポさんの情報では、「ビザ取得に50ドル。食事、宿つきツアーなら、他に必要なのはせいぜい30ドル。おみやげ買うならもうちょっと」とのことでしたので、わたしは40ドル両替するつもりで持って行きました
おみやげを買わないわたしはちょっと余らせてしまいましたけど(1食抜いてますし)、だいたいの人はそれぐらいで使い切ると思います。

ちなみに、後で計算してみましたら、10,000リアル=80円ぐらいでした。(2007年11月現在)

成田へ行く電車の中でお仲間と合流したのですが、その時初めて、「イランに女性が観戦に行くことの是否」についていろいろ言われていることを知りました。
わたしのところにはまっっっったく聞こえてきませんでした。
聞こえて来たところで行かないことにすることはなかったです。
「自分を止められるのは自分だけ」です。

飛行機はモスクワ経由テヘラン行き

旅行初日 11月6日

13:00成田発モスクワ行きのアエロフロート・ロシア航空の飛行機に乗りました。
アエロフロートはやたらと評判が悪いって噂を聞いていたのですが、特に「サイテー」って思うようなことはありませんでした。
ちゃんと時間通りに飛びましたし。

あえて言うとしたら、ロシア人の客室乗務員が非常〜に愛想がないってことぐらいでしたか。
でも、「こんなもんだろ」って思いました。
同時に「日本人ってなんてサービス精神旺盛なんだろう」とも思います。
最近国内線にいっぱい乗りますが、気分悪い思いしたことなんかないですから。

機内では2回、食事が出ました。
機内食1
機内食2
味は、まぁ、普通でした。
千葉で作られてるものだし(笑)

ロシア人客室乗務員の「FISH or CHICKEN?」がみょ〜に耳についてしまった(^^;)
食事配っている間、ず〜っと言ってるんだもん。

モスクワには現地時間22:00ごろ到着。
乗り換え飛行機のチェックインに、やたら時間がかかってしまいましたが、無事入港。
やたら時間がかかったのは、わたしらの前に、団体さんがまとめてチェックインしていたから。
運が悪い。

ここで4時間の待ち時間。
モスクワの空港
イランビザ取得のための書類を受け取って、空港内でぶらぶら過ごしました。

モスクワの「シェレメチェボ空港」(何度聞いても覚えられない‥‥)は古くて小さな空港です。
あるものといえば、免税店が10軒ほど。お菓子や飲み物を売ってる屋台が2,3軒。レストラン1軒‥‥って感じ。

空港にあった、生ジュース自販機。
自販機
どうやってオレンジが絞られるかやってみたかったんだけど、いくらかわからなく断念。

そして何故か薄暗い。
でも、寒くていられないってほどではなかったです。
あたたかくはなかったですけど‥‥

待ち合い室っぽいものはなく、イスは置いてありますが、数はそんなに多くないです。
イスの上で寝てる人がいたりすると、占領されちゃって座る場所がないということに‥‥
長時間いるにはつらい空港です。帰りはいましたけど(^^;)(それに関しては後ほど)

後で知ったのですけど、どうもこの空港、ユーロだけしか使えなかったみたい。
水をドルで買おうとして断られたって人がいた。
モスクワを訪問する際には、ユーロを忘れずに。

乗り継ぎ飛行機に乗るため、ゲートをくぐりますが、ここで手荷物チェック
テロ対策として、ペットボトルの水は持ち込み禁止でしたが、ゲートをくぐってしまうと、もう売店は何もありません。
仕方なく水なしで飛行機に乗りましたが、後情報で、水は免税店の袋に入っていれば、持ち込み可だったそうです。
早く言ってよ〜。

モスクワから飛行機に乗り込んで約5時間でテヘランへ。
わたしはこの飛行機の中辺りから、乗り物酔いになってしまい‥‥飛行機の中まではまだよかったんですが‥‥

機内では軽食が1回出ましたが、とても食べられず。
ただ、ただ、早く着いてくれ〜!って思ってました(T_T)

テヘラン空港でビザ取得

テヘラン空港に降りる前に、イランの決まりで、女性は身体の線を隠すコートを着て、髪を隠すスカーフを被ることが求められました。
わたしが用意していった服装↓は‥‥実に妖しい(^^;)

旅行中の服すべて日本国内で準備して行きました。
コートは以前から使っている冬用の薄手のもの。ストールはイラン用に3,000円で購入。ジーパンも同様
帽子を被っていたのは、ストールが落ちて来るのを防止するためです。
マスクは、乾燥ばかりでなく、バスの芳香剤匂い除けとしても重宝しました。
これで注意されることもなく、問題なく過ごせました。
イランの10〜3月は、1年の中でもっとも過ごしやすい季節だそうで、コート着てても暑くないし、むしろ日陰に入ると、コートでちょうどいいって感じでした。
ただ、やっぱりストールを被っていないといけないのは、最後の方は辛かったです。
「早く取りて〜!」って思いました。

ガイドさん同行してくれた日本人添乗員さんはスカーフを→のように被っていたので、耳、首は隠さなくてもOKのようです。

さて、テヘラン空港に降り立ち、まずしたことは、ビザ取得作業でした。(日本国内のイラン大使館でも取れるらしいのですが、短い旅行程度だと、「現地で取れ」言われるって話もあります。)
今回は、ツアー全員でテヘラン空港で取るということになっていました。
用意したものは、必要事項を書いた用紙とパスポート。
窓口にとりあえずそれだけ出したら、後から「顔写真も必要」ってことになって、それも提出しました。
人によっては、「写真は必要なかった」って人もいますが、「昨日、こう言われても、今日はまったく違うことを言われるのがイランクォリティー」だそうですので、必要かもと思われるものは全部、用意して行った方がいいです。

ビザ取得に2時間ほどかかるという話を聞いていたのですが、ほんとに2時間かかりました(笑)
団体ビザという形で取ったのですが、第1グループのビザが出て、入国できるまで2時間。
全員取り切るまで3時間はかかったかと思います。
入国してすぐ、現地の日本語話せるガイドさん、英語が話せるガイドさんが5、6人応援に駆け付けてくれてました。
イランの人たちは、基本的に親切で、人懐っこい人たちばかりでした。
至れり尽せり。
かなり長い間手荷物がベルトコンベアーの上に放置されていましたが、特に盗難に合うこともなく無事、全員入国できました。

全員入国するまでの間にお金を両替。
イランリアルのお札がいーっぱい出て来て(厚さ1cm)「ぎょっ!」っとしました(笑)

コーランという名の水そして、そのお金で初めて買ったものは、「コーラン」という名の水。
あまりにものどが乾いて仕方がなかったから。
モスクワで、水が持ち込めなかったし、気持ち悪くて水分取る余裕もなかったし。ぐすん‥‥
くせもなく、おいしい水でした。

全員集合して、現地時間11月7日am5時。
急いでテヘラン市内のホテルへバスで移動しました。
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